
2024年春に入学予定の新1年生向け…ランドセル商戦がスタート トレンドは「多様性」と「サステナブル」

03.09(木)17:07

2023年もランドセル商戦がスタートしました。トレンドは「多様性」と「サステナブル」です。 名古屋市西区のイオンスタイルワンダーシティにある、1年後の2024年春に入学する新1年生向けのランドセル売り場。重さ1キロ未満の軽量モデルに、刺繍が施された個性的なものもあります。カラーも様々です。 身体の成長に合わせ、肩のベルトの長さをワンタッチで調節できるシリーズは、親世代から望む声が多かった深い紅色や藍色など、落ち着いた色が加わりました。 また、ペットボトルやリンゴの搾りかすなどをリサイクルした、サステナブルなランドセル型リュックも登場しました。 女性客: 「いろいろ見て決めたいので。肩の負担を減らすためには、こういうリュック型がいいなと」 別の女性客: 「軽さとかもすごい良いみたいなんで」 ランドセルにも値上げの波が押し寄せています。原材料価格の高騰で、2022年の平均購入金額はおよそ5万6000円と、2021年から1100円ほど高くなったといいます。 イオンブランドは、使う部品を減らしたり生産時期を閑散期にずらしたりといったコストカットで、2022年から価格を据え置きました。前年比5%アップの売り上げを目指します。 イオンリテール 東海カンパニーの担当者: 「生活が非常に大変な中ですので、我々としては製品の品質を保ちながら、お値段も据え置きでご提供したいという思いで、今年のモデルを製作しております」