新城市で「鶏学会」発足 “鶏”の名物化を狙う 一体なぜ? 愛知
2022.11.30(水)
11月30日に愛知県新城市に発足した「新城鶏学会」会長の田原直さんに、なぜ今“鶏”を名物にしたいのか、話を伺います
―――なぜ廃棄される鳥“廃鶏”を名物にしようと思ったのでしょうか。
三つ理由があります。
一つ目は廃鶏はとても味が濃くて美味しいのが特徴にあります。
二つ目はこの地域は古くから養鶏がありお肉を軟らかく調理する調理方法が伝わっていることです。
それから三つ目は比較的安く手に入ることです。
この三つがあり、廃鶏を名物にしようと思いました。
―――古くから新城市では廃棄される鶏が食べられてきたということですが、廃棄される鶏独特の調理方法も伝統的に伝わってきたっていうことですね。
どうしても肉質が少し硬くなります。
その硬くなった肉質を柔らかくしながら食べていく、伝統的な調理法があるので可能になっております。
―――どのようなものがあるのか教えてください。
二つ方法があります。
まずは調味料です。
人によって違いますがリンゴを使ってみたり、つけ置く時間を調整してみたりして、調味料に漬けておきます。
その時間で大きく変わってくると思います。
二つ目は肉の切り方です。
筋があるので、それを上手に切ると比較的柔らかく、筋を感じることなく食べることが出来ます。
この2つを組み合わせて、美味しく食べていただくことが出来ると思います。
―――お話を聞いていると新城市の新しい名物として楽しみですが、新城市には既に野菜やブランド牛、ジビエもあります。それでは駄目だったのでしょうか。
今回は地域おこしを考えており、コロナで傷んでしまった飲食店やいろんなところでお客様に大勢来ていただいて、盛り上げていきたいと思っています。
その中で手を出しやすいと、携わる皆様方が比較的取り組みやすいものでなければならないと思っていました。
例えば野菜は季節が限られてしまったり、あるいは少し高くて手が出せなかったりすると、取り組みにくいわけです。
そうならないようにと考え、鶏は安くていいなと思っています。
―――その中でこの鶏学会が発足されました。どんな意図があるのでしょうか。
先ほど言いましたが、飲食店がずいぶん傷んでいますし、道の駅も飲食部門は厳しい状況です。
その中でお客様も喜んでいただいて、そしてそれに携わる皆様も含めて、ハッピーになっていただいたらいいなと思っています。
―――地域を挙げて、この新たな名物を発信していこうということですが、全国にはいろんな美味しい鶏があります、そもそも廃棄されるものや鶏で勝算はあるのでしょうか。
この地域には錦爽鶏など様々柔らかくて美味しい鶏がありますが、我々が持っています廃鶏を柔らかくする技術もまだ地域に根付いております。
そのような状況も考えると、廃鶏を味わっていただいた皆様に美味しいと思っていただくことが出来れば必ず勝算はあると感じています
―――なぜ廃棄される鳥“廃鶏”を名物にしようと思ったのでしょうか。
三つ理由があります。
一つ目は廃鶏はとても味が濃くて美味しいのが特徴にあります。
二つ目はこの地域は古くから養鶏がありお肉を軟らかく調理する調理方法が伝わっていることです。
それから三つ目は比較的安く手に入ることです。
この三つがあり、廃鶏を名物にしようと思いました。
―――古くから新城市では廃棄される鶏が食べられてきたということですが、廃棄される鶏独特の調理方法も伝統的に伝わってきたっていうことですね。
どうしても肉質が少し硬くなります。
その硬くなった肉質を柔らかくしながら食べていく、伝統的な調理法があるので可能になっております。
―――どのようなものがあるのか教えてください。
二つ方法があります。
まずは調味料です。
人によって違いますがリンゴを使ってみたり、つけ置く時間を調整してみたりして、調味料に漬けておきます。
その時間で大きく変わってくると思います。
二つ目は肉の切り方です。
筋があるので、それを上手に切ると比較的柔らかく、筋を感じることなく食べることが出来ます。
この2つを組み合わせて、美味しく食べていただくことが出来ると思います。
―――お話を聞いていると新城市の新しい名物として楽しみですが、新城市には既に野菜やブランド牛、ジビエもあります。それでは駄目だったのでしょうか。
今回は地域おこしを考えており、コロナで傷んでしまった飲食店やいろんなところでお客様に大勢来ていただいて、盛り上げていきたいと思っています。
その中で手を出しやすいと、携わる皆様方が比較的取り組みやすいものでなければならないと思っていました。
例えば野菜は季節が限られてしまったり、あるいは少し高くて手が出せなかったりすると、取り組みにくいわけです。
そうならないようにと考え、鶏は安くていいなと思っています。
―――その中でこの鶏学会が発足されました。どんな意図があるのでしょうか。
先ほど言いましたが、飲食店がずいぶん傷んでいますし、道の駅も飲食部門は厳しい状況です。
その中でお客様も喜んでいただいて、そしてそれに携わる皆様も含めて、ハッピーになっていただいたらいいなと思っています。
―――地域を挙げて、この新たな名物を発信していこうということですが、全国にはいろんな美味しい鶏があります、そもそも廃棄されるものや鶏で勝算はあるのでしょうか。
この地域には錦爽鶏など様々柔らかくて美味しい鶏がありますが、我々が持っています廃鶏を柔らかくする技術もまだ地域に根付いております。
そのような状況も考えると、廃鶏を味わっていただいた皆様に美味しいと思っていただくことが出来れば必ず勝算はあると感じています