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医療事故で女児(当時3歳)死亡 医療器具が外れ、心肺停止状態で発見、約1か月後に死亡 岐阜県総合医療センター
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02.27(木)11:54
去年7月、岐阜県総合医療センターに入院していた当時3歳の女の子が、気道を確保するために装着していた医療器具がはずれた状態で発見され、その後死亡していたことがわかりました。
「岐阜県総合医療センター」は、去年7月下旬、入院していた当時3歳の女の子が、心肺停止の状態で発見され、その後死亡した、医療事故があったことを明らかにしました。
女の子は、気道を確保するための医療器具「気管カニューレ」を装着していないと、呼吸ができない状態でしたが、「気管カニューレ」が外れた状態で発見され、約1か月後に死亡したということです。
当時、おむつの交換や、たんの吸引などのため、酸素飽和度を測定するモニタリングのシステムが、一時中断された状態が続いていて、異常を知らせるナースステーションのアラームが鳴らなかったということです。
病院は、調査委員会の正式な報告をもって改めて公表するとしています。
また、女の子の母親は、「なぜ娘が命を落とすことになったのか、事実を知ることはつらいですが、公正な調査によって真実が明らかにされることを願っています」などとコメントしています。