1300年以上の歴史がある岐阜市の夏の風物詩、長良川鵜飼が始まりました。
長良川の鵜飼は鵜を使ってアユなどの魚をとる伝統的な漁法で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。 観覧船に乗船した人たちは、かがり火で川面を照らし、手縄で巧みに鵜を操る鵜匠の技を楽しみました。 クライマックスの「総がらみ」では、6隻の鵜舟が川幅いっぱいに広がり、一斉にアユを浅瀬に追い込みました。 岐阜市によりますと、今年は10月15日の閉幕までに、去年と同じ程度となる9万人の乗船を目指しているということです。