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パチンコで金使うことに立腹…自宅の脱衣所で父親をナイフで刺して殺害 49歳の息子に懲役12年の判決
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02.27(木)12:05
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三重県津市で去年3月、父親をナイフで刺して殺害した罪に問われている男に、津地裁は懲役12年の判決を言い渡しました。 津市の無職、猪又篤被告(49)は去年3月、自宅の脱衣所で、父・弘一さん(当時79)の首や胸をナイフで刺し、殺害した罪に問われていました。 これまでの裁判で、猪又被告は起訴内容を認めていて、検察側は「パチンコで金を使う父親に嫌気を感じ、一方的に腹を立てて殺害した」として懲役15年を求刑していました。 26日の判決で、津地裁は「被告は長年社会から孤立し体も不自由で、殺害に至った経緯に同情できなくはないが、父親は病院の送迎や食料の買い出しなどをしていて、動機は身勝手」などとして、懲役12年の判決を言い渡しました。