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小中学校メールアカウントに不正アクセス “なりすましメール”1万6千件送られる 岐阜・多治見市

11.12(水)18:13
岐阜県多治見市にある5つの学校のメールアカウントが不正アクセスを受け、約1万6000件のなりすましメールが送信されていたことが分かりました。

岐阜県によりますと、多治見市立北稜中学校で6日、「メールを送信できませんでした」というエラー通知が大量に届いたことで、送信した覚えがないメールがあることに気付き、県教育委員会に連絡がありました。
その後の調査で、5日から6日の間にいずれも多治見市の北稜中学校、笠原中学校、市之倉小学校、南姫小学校、小泉小学校の5校がインターネットを通じて第三者による不正アクセスを受けたことが分かりました。
5校のうち、北稜中学校、笠原中学校、市之倉小学校の3校で、業務に関係のない
メールアドレスに対して約1万6000件のなりすましメールが送信されていました。
メールの内容は英文で、ほかのメールアドレスへの返信を誘導するものでした。
12日午後3時時点で、個人情報の流出やトラブルは確認されていないということです。
多治見市の全小中学校21校で、類推ができる脆弱なパスワードが使われていたということで、県はインターネット経由でのアクセスを禁止し、パスワードを見直すなどセキュリティ対策を徹底するとしています。





