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新アリーナ建設求める署名に対し、豊橋市長「契約継続は現時点で検討していない」
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02.27(木)06:45
愛知県豊橋市のアリーナ建設事業の継続を求めて、去年12月に提出された請願署名に対し、長坂尚登市長は「契約継続は現時点で検討していない」とする結果を報告しました。
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豊橋市では総額約230億円の新アリーナ建設・公園整備事業について、長坂尚登市長が契約解除に向けた協議を事業者に申し入れています。
これに対し、昨年12月、市民団体が新アリーナの建設を求めて、請願署名約13万4000人分を提出。請願は議会で採択され、市長は結果などを報告するよう求められていました。
そして、26日に開かれた豊橋市議会の本会議で、長坂市長から「アリーナの契約継続を図ることは、現時点において検討していない」との回答がありました。
(長坂尚登市長)
「議会の議決は重いことであると認識しています。私も胸が痛く、陰鬱になるくらい考えたが、市長選の結果を踏まえて判断しました」
署名活動を行った市民団体は議会後、「協力いただいた13万4092人に申し訳ない気持ちでいっぱい」と話しています。