事故は右肩上がり…こんな使い方で大爆発!知っておきたいモバイルバッテリーの危険性

CBCテレビ
06.18(木)08:00
2020.06.12 放送

スマートフォンやノートパソコン、モバイルバッテリーなど身近な電気製品に使われている「リチウムイオン電池」。

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小型で高性能なのが特徴ですが、充電中のバッテリーが爆発を起こすなどリチウムイオン電池に関する事故は右肩上がり。

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過去5年でおよそ1000件も起きています。中には重傷を負ったケースも・・・。

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「事故はなぜ起きるのか?」「防ぐためにはどうすれば良いのか?」を探るため、名古屋市消防研究室に協力してもらい、検証実験を行いました。

■こんな使い方で大爆発!

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時計や電卓などに使われるコイン型のリチウムイオン電池。このコイン型電池をひとつの容器に入れ、さらにほかの電池も一緒に入れて保管することは非常に危険です。
一昨年に大阪府の吹田市にあるホームセンターで、使用済みのコイン型リチウムイオン電池から出火し、店が全焼する事故が起きました。

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電池を重ねて保管していたことが原因です。
「コイン型リチウムイオン電池は電極が剥き出しになっているのが特徴。電極同士が接触したことで、電気が流れて発熱、出火しました」と名古屋市消防局 松本学消防司令補。

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電極を剥き出しにした状態でまとめて保管しないのが鉄則です。

■激増!不良品の発火事故

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インターネットなどで気軽に買える安い製品の中には、発火を防ぐ安全装置がないものや、安全装置が正常に働かない不良品があります。

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「多くのバッテリー製品は、充電をしすぎないように保護回路が備わっています。今回は、その保護回路が作動しなかったという想定で過充電の実験を行ってみましょう」と松本さん。
100パーセント充電したバッテリーに、さらに充電を続け、過充電の状態を再現して表面温度を測ってみました。

電流を流して5分ですでにバッテリーの表面温度は51度。17分経つと112度まで上がり、非常に危険な状態です。

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昨年2月以降、モバイルバッテリーの一定の安全性を満たした製品を示す「PSEマーク」の表示を義務付け、表示のない製品の販売を国は禁止しました。PSEマークのない製品は要注意です。

■ごみ収集車の発火事故発生

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今年3月、名古屋市内でごみ収集車が発火する事故がありました。
今まではライターやカセットボンベが主な原因でしたが、最近増えているのがリチウムイオン電池。ごみ収集車の火災は過去3年間で42件発生しています。45リットルのごみ袋およそ800包を押し潰し、積載するごみ収集車。

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再現した実験映像を見ると、可燃ごみの中に間違って捨てられたモバイルバッテリーが車内でプレスされ、しばらくすると爆発。金属のかたまりがまるで銃弾のようにあたり一面に飛び散りました。

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「可燃・不燃ごみの中にリチウムイオン電池を入れて捨てることは絶対にしないでください。それぞれの自治体によってごみ収集ルールがありますので、それに則って分別して出してください」と松本さん。

名古屋市の場合、リチウムイオン電池は「発火性危険物」として指定の袋で出します。マンガン電池やアルカリ電池は不燃ごみでOK。詳しくはそれぞれの自治体に確認してください。
リチウムイオン電池の正しい保管・捨て方を必ず守りましょう。

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