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岐阜市がバス運転手の新採用者に市営住宅を提供 市とバス会社が補助して家賃を全額負担へ
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02.27(木)17:06
バスの運転手が不足する問題を受け、岐阜市は岐阜バスの運転手に採用された人に市営住宅の空き部屋を提供し、家賃補助をすることを発表しました。
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岐阜バスの運転手は2019年には490人いましたが2023年には398人まで減少し、それに伴い路線数も減少しています。
こうした問題を受け、岐阜市はバスの運転手確保のため、岐阜バスが新たに採用する運転手に市営住宅を提供し、家賃を1人当たり月に2万円補助し、岐阜バスの家賃補助と合わせて全額負担するということです。
岐阜市によりますと、市営住宅を提供しバス会社と合わせて家賃を全額負担する取り組みは全国初だということです。
また民間アパートに住む新たな運転手に対しても、1人当たり月に1万5千円を補助します。
市は6月以降の入居を予定しているということです。
補助の対象の運転手は合わせて15人で、市は新年度予算案に300万円を計上しています。