愛知・小牧市付近で1時間に約100ミリの猛烈な雨 局地的な大雨や河川の増水に注意 名古屋地方気象台

07.03(日)17:30
3日、愛知県小牧市付近で、午前11時までの1時間に約100ミリの雨が降り、気象台は「記録的短時間大雨情報」を出しました。今後も、局地的な大雨に注意が必要です。
東海地方は湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定で、局地的に大雨となっています。
気象台によりますと、小牧市付近で、レーダーによる解析で、午前11時までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられるということです。
小牧市内に住む人は、「滝みたいな音が聞こえてきた。川ができてた。ぷかぷかコーンも流れたりしてたので、びっくりしました。異常な風景だと思いました」と話しました。
この雨の影響で、午前11時50分に、岩倉市にある五条川の曽野観測所で氾濫危険水位を超え、小牧市は、市内の742世帯1627人に、警戒レベル3にあたる高齢者等避難の情報を出しました。
氾濫危険水位は、約2時間後に下回り、避難所に避難した人はいませんでした。
小牧市によりますと、午後5時半現在、市内の道路13箇所が冠水し、床下浸水の被害が3件確認されたということです。
気象台は、今後も大気の不安定な状態が続くため、局地的な大雨や河川の増水に注意するよう呼びかけています。