新着
88歳高齢者が自転車で「8の字走行」や「ジグザグ走行」 自転車の運転技術を競う大会開催

11.12(水)18:57
高齢者に自転車を運転するときの安全意識を高めてもらおうと、安全運転の技能などを競う大会が名古屋市内で開かれました。
愛知県交通安全協会が開いたこの大会には、県内から約100人の高齢者が参加し、平均年齢は75.6歳です。最高齢は愛知県豊川市の小塩英勝さん88歳です。
小塩英勝さん(88):
「(自転車は)1日1時間半~2時間は乗りますね。あちこち行くのに。買い物も行きますしね。とにかく優勝するしかないという感じで臨みました」
競ったのは安全確認や合図の有無、そして「8の字走行」などの運転技能です。最難関は「ジグザグ走行」。1.7メートル間隔におかれた9本のピンを倒すことなく走行しなければなりません。ピンを倒してしまう参加者もいる中、最高齢の小塩さんは、滑らかな運転で走り抜けました。
小塩英勝さん(88):
「スラローム(ジグザグ走行)はだいたいうまくいったんですけどね。力が入ったなという感じですね。本番になると緊張しますから」
小塩さんのチームはチーム全員の活躍で、見事優勝しました。
小塩英勝さん(88):
「(今後の大会も)4~5年ぐらいは頑張れるんじゃないかと思っています。もともとパイロットなので、空の安全に比べると地上の安全はちょっと足りない感じがするので、交通ルールをしっかり守りたいと思います」





