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「祠が荒らされている」霊山の山頂にあった聖観音立像盗まれる 高さ112cmの青銅製で1675年製作とされる

11.12(水)15:42
三重県伊賀市で、350年以上前に作られた観音像が盗まれたことが分かりました。 伊賀市によりますと、標高766メートルの霊山の山頂遺跡で「祠が荒らされている」と、登山者から山の保全を行う地元の団体に連絡がありました。 11月11日、市の職員らが確認したところ、祠に設置されていた金網付きの木の枠がこじ開けられていて、中に納められていた「聖観音立像」1体がなくなっていたということです。 盗まれた観音像は、山のふもとにある霊山寺が所有し、高さ112センチの青銅製で、1675年に作られたとされています。 霊山寺は今後、盗難の被害届を警察に提出するとしています。 霊山の山頂には、平安時代から江戸時代にかけて山岳寺院がかつて存在し、1941年に寺院跡が県の指定文化財に登録されています。





