「保険証、母子手帳、お薬手帳は必ず携帯を」行動制限のない冬休み…旅行先でのコロナ対策

2022.12.23(金)
冬休みのコロナ対策について、専門家の方に伺います。
柊みみはなのどクリニックの内藤孝司院長です。
―――冬休みの過ごし方のポイントについて伺いたいと思います。
ポイントは全部で四つありますがまずは一つ目、宿泊先では換気と加湿をとのことですが、やはりこれが大切ということなのでしょうか。
まず、帰省先、宿泊先ではなるべく大人数で泊まるよりは少人数にわかれて泊まっていただくということ、あとは適度な換気と加湿が必要かと思います。
―――適度なということで具体的に数字などを教えていただけますか。
18度を下回ってしまうと、様々な疾患のリスクが高くなってしまいますので、18度下回らない程度に、こまめに換気していただくのがまず第1に大事かと思っています。
湿度は40%以上になるように、なるべく湿度を高めていただくのが一番いいかなと思います。加湿器を使っていただいたり、濡れタオルを干していただいたりを行い、ある程度湿度を高く保っていただいた方が、体の免疫能力が下がらないため心がけていただければと思います。
―――旅館などに行って温泉に浸かって体や頭を拭いたタオルを部屋の中で干すだけでもだいぶ違いますでしょうか。
だいぶ違いますので、そういったことを心がけていただくといいと思います。
―――そして二つ目が、旅行のキャンセルはためらわないとのことですが、日にちによってはキャンセル料が全額かかってしまうかもしれないとかが頭よぎってしまいますが、ためらってはいけないわけですね。
年末年始大変楽しみされている方も多いと思いますので、キャンセルは非常に心苦しくなるかもしれません。
ただし体調が悪いのに無理して旅行に行ったり帰省したりしてしまうと、ご自身の体調がさらに悪くなってしまうだけではなく、帰省先それから旅行先の皆さんにも感染させてしまうという恐れがあります。
中には妊婦さんとか高齢者の方とか基礎疾患をお持ちの方もいらっしゃると思いますので、そういった方々が重症化してしまうと大きな問題になってしまうこともありますので、なるべく自重していただき、勇気を持ってキャンセルをしていただければと思います。
―――これは自分自身が体調不良じゃなくても、身近な方、同居している人や家族がなった場合も同じように勇気を持ってキャンセルするという認識が、今一度必要ですね。
心苦しいかとは思いますが、勇気を持ってキャンセルをお願いしたいと思います。
―――ポイント三つ目が保険証、母子手帳、送り里手帳の携帯とのことですが、保険証は持ち歩いている方も多いのかと思いますが、母子手帳お薬手帳も旅行には携帯した方がいいということですね。
そうですね、新型コロナや最近流行しているインフルエンザなどは、急に発症してあっという間に症状が重くなることがあります。
その場合近場の医療機関を受診することになるかと思います。その際に母子手帳や保険証お薬手帳があった方が診療をスムーズに行うことが出来ます。
―――四つ目が身近な人同士でもマスクをしっかりしましょうということで、これもずっと言われてきていることですね。
耳にタコがと言われてしまうかもしれませんがやはり3層マスクなどを使っていただいて、感染防止をすることはとても大事だと思います。
特に年末年始は、親戚の方々と一緒に集まる機会が大変多いと思います。
その中には、高齢者の方や妊婦さん、あと基礎疾患をお持ちの方もいらっしゃいますので、うつさないためにも、マスクしていただいて1m以上の距離をとっていただいた方がいいかなと思います。
―――現場で診療していてこのような意識は浸透していると感じますか。
残念ながら最近は少し意識が薄れているのかなという感じがいたします。そのため今一度、感染対策をしっかり持っていただいた方が年末年始は楽しく過ごせると思います。
柊みみはなのどクリニックの内藤孝司院長です。
―――冬休みの過ごし方のポイントについて伺いたいと思います。
ポイントは全部で四つありますがまずは一つ目、宿泊先では換気と加湿をとのことですが、やはりこれが大切ということなのでしょうか。
まず、帰省先、宿泊先ではなるべく大人数で泊まるよりは少人数にわかれて泊まっていただくということ、あとは適度な換気と加湿が必要かと思います。
―――適度なということで具体的に数字などを教えていただけますか。
18度を下回ってしまうと、様々な疾患のリスクが高くなってしまいますので、18度下回らない程度に、こまめに換気していただくのがまず第1に大事かと思っています。
湿度は40%以上になるように、なるべく湿度を高めていただくのが一番いいかなと思います。加湿器を使っていただいたり、濡れタオルを干していただいたりを行い、ある程度湿度を高く保っていただいた方が、体の免疫能力が下がらないため心がけていただければと思います。
―――旅館などに行って温泉に浸かって体や頭を拭いたタオルを部屋の中で干すだけでもだいぶ違いますでしょうか。
だいぶ違いますので、そういったことを心がけていただくといいと思います。
―――そして二つ目が、旅行のキャンセルはためらわないとのことですが、日にちによってはキャンセル料が全額かかってしまうかもしれないとかが頭よぎってしまいますが、ためらってはいけないわけですね。
年末年始大変楽しみされている方も多いと思いますので、キャンセルは非常に心苦しくなるかもしれません。
ただし体調が悪いのに無理して旅行に行ったり帰省したりしてしまうと、ご自身の体調がさらに悪くなってしまうだけではなく、帰省先それから旅行先の皆さんにも感染させてしまうという恐れがあります。
中には妊婦さんとか高齢者の方とか基礎疾患をお持ちの方もいらっしゃると思いますので、そういった方々が重症化してしまうと大きな問題になってしまうこともありますので、なるべく自重していただき、勇気を持ってキャンセルをしていただければと思います。
―――これは自分自身が体調不良じゃなくても、身近な方、同居している人や家族がなった場合も同じように勇気を持ってキャンセルするという認識が、今一度必要ですね。
心苦しいかとは思いますが、勇気を持ってキャンセルをお願いしたいと思います。
―――ポイント三つ目が保険証、母子手帳、送り里手帳の携帯とのことですが、保険証は持ち歩いている方も多いのかと思いますが、母子手帳お薬手帳も旅行には携帯した方がいいということですね。
そうですね、新型コロナや最近流行しているインフルエンザなどは、急に発症してあっという間に症状が重くなることがあります。
その場合近場の医療機関を受診することになるかと思います。その際に母子手帳や保険証お薬手帳があった方が診療をスムーズに行うことが出来ます。
―――四つ目が身近な人同士でもマスクをしっかりしましょうということで、これもずっと言われてきていることですね。
耳にタコがと言われてしまうかもしれませんがやはり3層マスクなどを使っていただいて、感染防止をすることはとても大事だと思います。
特に年末年始は、親戚の方々と一緒に集まる機会が大変多いと思います。
その中には、高齢者の方や妊婦さん、あと基礎疾患をお持ちの方もいらっしゃいますので、うつさないためにも、マスクしていただいて1m以上の距離をとっていただいた方がいいかなと思います。
―――現場で診療していてこのような意識は浸透していると感じますか。
残念ながら最近は少し意識が薄れているのかなという感じがいたします。そのため今一度、感染対策をしっかり持っていただいた方が年末年始は楽しく過ごせると思います。