娘の一言で始めた“善意系”ユーチューバー!? 妻は「夫がユーチューバー、ママ友には内緒」

中京テレビ
08.25(火)01:50

 パパは“善意系”ユーチューバー!?始めたきっかけは、小学生の娘のある一言でした。

 

 名古屋市千種区にある公園で遊ぶ子どもたちに、ユーチューバーについて聞きました。

「おもしろい」
「かっこいい」
「ユーチューバーになりたい」(子ども)

「お子さんが“ユーチューバーになりたい”って言ったら?」(記者)
「全力で阻止したい」
「迷惑行為をするユーチューバーが報道されているので」(親)

 会計前の刺身を食べるという“迷惑系ユーチューバー”が世間を不快にした、今年の夏。

 7月に発表された、しゅふJOB総合研究所調べの親向けのアンケートでも、ユーチューバーは子どもになって欲しくない職業の第2位に。

 そんな中、迷惑系とは真逆のユーチューバーがいると聞いて向かったのは、早朝の愛知県岡崎市。

 スマホを片手に歩く男性。撮影しているのは…?

「撮影しながらゴミを拾ってます。ユーチューブで上げるために、動画の素材を撮って」(ユーチューバー 橋口秀門さん)

 会社員の橋口秀門さん(35)。出勤前の毎朝4時半からゴミを拾い、その様子を毎週金曜日にユーチューブにアップ。迷惑系とは真逆の、社会貢献活動を発信する“善意系”ユーチューバーです。

「茂みの中にゴミを隠すように捨てる(のが多い)」(橋口さん)

 ゴミがあるのは植え込みの中や、自動販売機のまわりだそうです。

「だいたいあそこの近くにはいつもあふれてます。すぐそこにゴミ箱があるんですけど…」(橋口さん)

 ゴミを拾い始めて、ちょうど1年。今では…

「(ゴミを)まとめてくださいました?」(橋口さん)
「ああ、はい」(街の人)
「ありがとうございます」(橋口さん)

 街の人が、橋口さんが来る前にゴミを拾ってまとめてくれるように。

「えらいっちゅうかね、感心したけどね」(街の人)

 橋口さんは、妻と2人の子どもたちを持つパパ。

 最初はゴミ拾いだけをしていましたが、1人では拾いきれずゴミ問題を伝えたり、かかる経費をまかなえないだろうかと、ユーチューブを始めました。

 しかし登録者数や再生回数が規定に届かず、ユーチューブの収入はゼロ。

 小遣いで活動をする夫に対し、妻の磨利恵さんは。

「夫がユーチューバーだと、ママ友には言ってますか?」(記者)
「全く言ってません。(自分は)慎重派なので、子どももいるし。やってることは良いことでも、(それを)悪く言う人もいるじゃないですか」(妻・磨利恵さん)

 それでもやり続けるきっかけとなったのは、娘の一言でした。

「たばこ町じゃん」(娘)

 3年前引っ越してきた、橋口さん一家。友達と離れたさみしさもあり、“たばこの吸い殻が多いこの町が嫌い”と娘がいったのです。

「親が原因で子どもの住む場所が決まっちゃうと思うんですけど、子どもがその町を好きになれなかったら悲しいなって思って。“ゴミ拾いをしないといけないな”って気持ちに初めてなった」(橋口さん)

 休みの日は、娘もお手伝い。なんと、カメラマンです。

「お父さんが拾っているところをちゃんと映すようにする」(娘)

 なかなかの腕前です。

「最近の子はすごいですね」(記者)
「親より覚えるのが早い」(橋口さん)

 軽く言った自分の一言で、毎日ゴミ拾いをはじめユーチューバーにもなったお父さん。

「(お父さんは)すごいなーと思う」(娘)
「(町が)好きな気持ちは?」(記者)
「好きが…10分の8ぐらい」(娘)

「うるうるきた。うれしいですね」(橋口さん)
「頑張ったかいが、ありましたね?」(記者)
「ありますね」(橋口さん)

 この町をふるさとと思ってもらいたい…。まだまだ頑張る橋口さんでした。

Locipo(ロキポ)
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