サガミ,ココイチ,吉野家は有料化対象外の袋を導入…テイクアウトは「バイオ由来」の袋に レジ袋有料化始まる

東海テレビ
07.01(水)10:57

 プラスチック製レジ袋の有料化が義務付けられ、これまで無料だった名古屋市内のスーパーでも有料での販売が始まりました。コンビニや駅の売店でも1日から有料になりました。

プラスチックごみの削減につながる有料義務化、消費者の行動は変わったのでしょうか?

 名古屋市中区大須のスーパー『サノヤ』。地域に密着した店として、地元の人たちに親しまれています。

玉ねぎやキャベツなどの新鮮な野菜がお値打ちに並びます。中でも人気なのは、激安のお弁当。みそかつや、ホイコーロー弁当が全て250円、安さを求める消費者の期待に応える値段です。

 しかし、1日からは政府が義務付けたレジ袋の有料化が始まり、サノヤでもこれまで無料だったレジ袋を、大きさによって1枚2円から5円で販売することになりました。

たかが2円、されど2円。買い物客は?

買い物客:
「(レジ袋を)買いました。2円はそう高くないので」

別の買い物客:
「もらわなかったです。有料になるというので、今日からあまりもらわないようにしようかなと」

 ただ、スーパーでの買い物にはエコバッグの利用が消費者の間でも浸透していて、有料化されても大きな混乱はありませんでした。

サノヤの三輪取締役:
「ほぼ半分くらいは、意外に(エコバッグを)持ってきていらっしゃいますね。お客様にはご迷惑をかけちゃうといかんなと思うんですけども、(政府に)協力の方はしていかなあかんかなと」

有料化が義務付けられたのは、取っ手のついたプラスチック製のレジ袋で、バイオマスなど植物由来の原料を25%以上含んだものや、紙製や布製のものは対象外となっています。

サノヤでは今後の状況を見ながら、無料で配布できるレジ袋への切り替えも検討したいと話しています。

 一方で、有料化の影響が大きく表れたのが、通勤通学客が多く利用する駅の売店やコンビニです。

これまで、コンビニで飲料や軽食を買ったときには無条件で入れてくれていたレジ袋ですが、1日からは店員が購入の有無を尋ねるようになりました。

袋を持参した女性:
「いつもは袋をもらっていたんですけど、3円かかるので」

袋を持参した男性:
「日焼け止めを買ったらついてきたんで、ちょうどいいなと思って。毎回お金を払うよりは自分で用意した方がいいかなって」

少量の買い物が多いコンビニ。消費者の節約志向が、レジ袋の利用を控えるきっかけになっているようです。

 レジ袋の利用はスーパーやコンビニだけではありません。名古屋市北区にあるサガミ志賀公園店。テイクアウトやデリバリー用にレジ袋を用意しています。

飲食店にエコバックを持参する利用客は少なく、コロナウイルスによる影響もあって需要は多いといいます。

サガミフードの担当者:
「有料化ということで、テイクアウト販売の足枷になるのではないかということを、少し懸念したところがごさいます」

そこで、サガミでは客の負担を軽減するため、有料の対象外となるバイオ原料を含んだレジ袋を全国の店舗に展開し、テイクアウトの際に無料で配布しています。

サガミ以外にも、カレーチェーンのココイチや牛丼の吉野家などの大手外食チェーンでは、バイオ由来のレジ袋を導入し引き続き無料で配布するところが多く、有料化への足並みは業界によって異なります。

海洋汚染につながるレジ袋などのプラスチックごみ。買い物のあらゆるシーンにマイバッグを持参する動きが広がるかどうか、レジ袋の有料化は一つのきっかけなのかも知れません。

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