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祠の金網破られ…山頂に安置されていた「聖観音立像」1体が盗難被害 高さ112cmで1675年に作られたとされる

11.12(水)11:43
三重県伊賀市の標高766メートルの霊山で、安置されていた観音像が盗まれる被害がありました。 伊賀市によりますと、標高766メートルの霊山の山頂遺跡で「祠が荒らされている」と、登山者から山の保全を行う地元の団体に連絡がありました。 11月11日、市の職員らが確認したところ、祠の正面に張られていた金網が破られていて、中におさめられていた「聖観音立像」1体がなくなっていたということです。 市によりますと、盗まれた観音像は山のふもとにある霊山寺が所有するもので、高さ112センチの青銅製で、1675年に作られたとされています。 霊山の山頂には、平安時代から江戸時代にかけて山岳寺院があり、1941年に寺院跡が県の指定文化財に登録されています。





