メニュー全てに“原木シイタケ”使う専門店 「絶対、途切れさせたくない-」 後継者不足に悩む生産者を応援

中京テレビ
2020.11.17(火)11:00

 “原木シイタケ”に惚れ込んだ店長が、経営していたラーメン店を“原木シイタケ専門店”に変更。全てのメニューに原木シイタケを使うという愛情の裏には、美味しさだけではない理由がありました。

 

 岐阜県美濃加茂市にある“原木シイタケ専門店”。12年前からラーメン店として営業していましたが、『原木シイタケとの出合いが忘れられない』ということで、ことし10月、店を“原木シイタケ専門店”に変えました。

 「原木シイタケラーメン」は、シイタケのだし100%でスープを作っています。そのお味は、お客さんのほとんどがスープを飲み干してしまうほど!

 

 “原木シイタケ専門店”誕生のきっかけについて、店主の山下さんは-。

「一番最初にだしを飲んだときに、本当においしかったんです。感動を今でも忘れられなくて、今もずっと残っていて」(「しいたけ家 ありがとう。」店主 山下豊さん)

 さらに、原木シイタケが置かれている厳しい現状も、きっかけの一つだといいます。

 

 岐阜県川辺町にあるシイタケ農園。

 現在、市場に流通しているシイタケの多くが、ブロックを使って栽培する「菌床栽培」で育てたものですが、こちらの農園では、クヌギやナラの木に菌を植え付ける「原木栽培」で育てています。

 生産者の横田さんは、原木シイタケは特に、“味”が違うといいます。

「味は絶対、原木栽培の方がおいしい。シイタケの味が信頼につながっていると思います」(「しいたけブラザーズ」社長 横田泰弘さん)

 

 しかし、その品質を保つためには大変な苦労があるといいます。

「人間が触ってあげないと、木の状態が機械じゃ分からない。木の肌の感じや雑菌にやられていないか、目で確認したり。手間をかけた分、いいシイタケがとれる」(「しいたけブラザーズ」社長 横田さん)

 1本あたり約10キロもある原木を手作業で組み立てるなど、重労働かつ手間のかかる原木栽培。そのため、生産者たちはいま、深刻な後継者不足に陥っているというのです。岐阜県での生産量は、10年前に比べて6割以上減っています。

 


 “原木シイタケ専門店”の店主・山下さんは、“生産者のこだわりが詰まった原木シイタケを、多くの人に届けたい”と話します。

「絶対、途切れさせたくない。消費拡大、地域活性のために、これからも頑張っていきたいと思います」(「しいたけ家 ありがとう。」店主 山下さん)

 “原木シイタケ専門店”誕生の裏には、“シイタケ店長”山下さんの深い愛情がありました。

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