
イタリアンにフレンチも…世界の味付けの餃子店『ぎょうざのしわざ』の仕業とは 全10種類で今後も追加


愛知県刈谷市に、「世界の味付け」を楽しむことができる餃子店がオープンし、人気を呼んでいます。 トマトがのったオシャレなものに、海老のしっぽが出たもの、どちらも「餃子」です。

JR刈谷駅近くに2023年1月にオープンした「ぎょうざのしわざ」で楽しむことができるのは、種類豊富な創作餃子です。

トマトがのったメニューは…。 ぎょうざのしわざの担当者: 「イタリアンで食べていただくボロネーゼを餃子に包んだらおもしろいかなと思って、ボロネーゼを中に詰め込んであります」 その名も「牛すじ肉のボロネーゼ閉じ込めました」。イタリアンテイストで、トマトソースと合わせてあります。

エビが一匹入ったメニューもあります。

エビ餃子自体は珍しくありませんが、合わせるソースが個性的。フランス料理で使われる、エビの風味を凝縮した濃厚なアメリケーヌソースです。

他には12種類のスパイスが効いた「カレー餃子」や…。

ヤンニョムチキンならぬ「ヤンニョム餃子」など、メニューによってあんもソースも変えた、こだわりの餃子があります。

よく見ると、メニューによって“包み方”にも違いがありました。

ぎょうざのしわざの担当者: 「例えば『カレー餃子』でしたら、中はジューシーで外はカリカリに食べていただきたいので、ひだをかなり大きくしたり、『ボロネーゼ餃子』はうま味が詰まったボロネーゼとフレッシュなトマトを一緒に食べていただきたいので、帽子型の小さい形にしてあります」 それぞれの特徴を最大限に引き出すため、味に合わせて包み方を変えています。

こだわりは、餃子を包む皮にもあります。全ての餃子に使われている皮は、豊橋で60年以上の歴史を持ち、「更科そば」で有名な「水鳥製麺」で作られた餃子の皮で、モチモチです。

現在は、10種類のラインナップは今後も増やし、子供のために野菜を使った餃子などを展開していく予定です。