
ダル直伝“ツーシーム”も披露…WBCで活躍の中日・高橋宏斗が2軍で凱旋登板 4回75球を投げ3失点6奪三振

03.29(水)22:08

WBCで世界一に貢献したドラゴンズの高橋宏斗投手が29日、ナゴヤ球場で帰国後初めてとなるマウンドに上がりました。 29日のナゴヤ球場。春休みとはいえ、2軍の試合に異例の行列ができました。

ファンのお目当ては、侍ジャパンの最年少メンバーとして世界一に貢献した高橋宏斗投手の凱旋登板です。地元の大きな声援を背に、マウンドに上がりました。

迎えた先頭バッターは、アメリカ代表・トラウト選手も打ち取った落差の大きいスプリットで空振り三振。 ヒットでランナーを許すも、内野ゴロを打たせダブルプレー。初回を無失点で切り抜けました。 2022年秋のキャンプから、日本のボールより滑りやすいといわれるWBC仕様のボールで練習を続けていた高橋投手。久しぶりの日本のボールの感触を確かめながら、4回75球を投げて3失点、6つの三振を奪いました。

高橋投手: 「特にそこ(ボールの違い)に関しては苦労はしていないですし、自分の出せるパフォーマンスを出せる状況はできていました。開幕から自分は行く準備はできているので、あとは監督の判断に任せたいと思います」 開幕に向けて、順調に調整を続けている高橋投手。 高橋投手: 「ツーシームは、147キロぐらいの球は全部ツーシームかカットボールのどっちかなので、感覚はかなり良かったと思います」 侍ジャパンでダルビッシュ投手から教わったという動く速球「ツーシーム」も試したことを明かしました。 一段と成長して名古屋に戻った高橋投手。シーズンでの活躍に期待が高まります。