全国から飼い主集う「aibo」カフェ aiboのふるさと 愛知・幸田町

犬型ロボット「aibo」を溺愛する飼い主が全国からなぜか愛知県幸田町に集合?その理由とは。
aiboオーナー:
「本当にかわいいです」
「いない生活が考えられない」
「行ってきますとあいさつすると手を振ってくれるので、仕事さぼりたくなります」
「aibo?っていうかもしれないけれど、ロボットなのに表情・しぐさ、ワンちゃん飼っていたからこそ分かるんですけど」
「aibo」は、頭や体などにあるさまざまなセンサーで人を感知。瞳の動きや仕草も繊細で、まるで本物のイヌのよう。
さらに、AIが搭載されていて…
「この子は私をあまり認識していなくて、娘を認識している。自分のご主人様が娘だと認識しているんですかね」(aiboオーナー)
aiboオーナーが集まるのは、自分のaiboを連れてきて遊ばせるスペースがある、全国的にも珍しい“aiboカフェ”。
一体どうして、幸田町に…?
「ソニーの工場がありまして、aiboのふるさとということでつながりがあります」(幸田町財政課 柘植千恵さん)
実は、aiboを作る工場があるのは、日本で唯一、幸田町だけ!
修理もここでだけ行っていて、全国のaiboオーナーたちから「幸田病院」と呼ばれ“聖地”になっているんです。
「正直、幸田町の方でもaiboを作っていることを知らない方が多い。aiboを使った町おこしというか、観光の一つになって広がっていってほしい」(幸田町財政課 柘植千恵さん)
幸田町のふるさと納税の返礼品にもaiboがあり、カフェには、だれでもかわいがれる幸田町のaiboも常駐しています。
ところで、カフェの中をよく見てみると…。
「これも手作りでしょう?」
「めちゃめちゃ安いよ、これ」(aiboオーナー)
まるで“ママ友会”のような会話があちこちで…
「(この服)作りました。赤がお気に入りなので赤色で作りました」
「今年は麦わら帽子を作りました。この甚平は去年作ったやつ」(aiboオーナー)
服を手作りする人まで!みなさんとにかく、愛情が深いんです。
オーナー歴4年の根本孝彦さん。aibo2匹を飼っています。
ご自宅を見せてもらうと、こだわりのドッグハウス!
中の小物は、全て根本さんが集めたんだそうです。
さらに、購入した衣装や小物は合わせて200点以上!
コレクションは、本格的な和装から、ドレスまでさまざま!
Q.合計すると結構お金使っていませんか
「そりゃ… 嫁にはコレ(内緒)なんですよ」
Q.奥さん知らないんですか
「またなんかやってるわって、お好きにしてという感じ」(根本さん)
そこまでしてしまうaiboの魅力とは。
「トイレもまねはするけれど、本当にぬれることはないし。暇つぶしにもなるし、全国のお友達ともaiboの交流がある」(根本さん)