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中部国際空港 中間決算は増収増益も年間見通しは下方修正 中国からの旅行客「大阪・関西万博」に流れるなどし

11.14(金)19:48
中部国際空港が14日発表した中間連結決算は、韓国やベトナム方面など国際線の好調をうけ増収増益となりました。
中部国際空港によりますと、今年4月から9月までの連結決算で、売上高は去年の同じ時期と比べて7.9%増の276億6600万円、本業のもうけを示す営業利益は18.2%増の45億7200万円で、増収増益でした。韓国やベトナムの発着便数が開港以来最高を更新するなど、国際線の好調が主な要因ということです。
一方で、年間の見通しについては売上高558億円、営業利益55億円などいずれも下方修正しました。旅客数について当初、過去最高水準の1260万人を見込んでいましたが、「大阪・関西万博」に中国からの旅行客が流れたことなどにより1140万人となったためと説明しています。
中部国際空港は来年9月から始まるアジア・アジアパラ競技大会をビジネスチャンスと捉え、地域との連携で利用者を増やしたいとしています。





