東京五輪の聖火が三重へ…聖火ランナーのバド小椋さん「開催時に世界が一つになってると信じて見に来て」

2020.11.13(金)17:14
新型コロナウイルスの影響で、来年夏に延期された東京オリンピックの聖火の展示が、13日から三重県桑名市で始まりました。
オリンピック開催に向けてムードを高めるため、全国各地を巡回中の聖火。13日から5日間にわたって三重県で灯ります。
(リポート)
「私の1.5メートルほど先に、オリンピックの聖火があります。小さな小さな灯火ですが、やはり存在感があります」
聖火はすぐ目と鼻の先。桜ゴールドに輝く聖火リレー用のトーチとともに、13日から桑名市の「NTNシティホール」で展示が始まりました。
訪れた女性:
「初めて見たからびっくりしました」
訪れた男性:
「警察の方もみえたので、緊張感がありました。(東京五輪は)できるでしょ」
訪れた別の女性:
「きょう私お誕生日なの。(聖火を見られて)よかった~」
来年の夏、東京オリンピックで実際に灯る予定の聖火が間近に見られる貴重なチャンス。みなさん興奮気味に写真を撮るなどしていました。
また13日は、聖火ランナーとして三重県内を走る予定の、バドミントンの小椋久美子さんも会場を訪れました。
小椋さん:
「来年オリンピックが開催された時に、世界が一つになっていると信じて、皆さんもこの展示されている聖火を見に来てもらいたいなと思います」
聖火は、来年夏に延期された東京オリンピック開催の機運を高めるために、全国14道府県を巡り展示される予定で、三重県内では桑名市を皮切りに、14日は伊賀市、15日は鳥羽市、16日は津市、最終日の17日は尾鷲市で展示される予定です。