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暫定目標値の60倍超…「四日市は同じ過ちを繰り返してはいけない」PFAS調査を県に要望 三重・四日市の市民団体
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02.27(木)08:15
発がん性が指摘されている化学物質PFASについて、三重県四日市市の市民団体が、県に対し水質調査を行うことなどを要望しました。
市民団体の調査によりますと、四日市市の矢合川上流で国の暫定目標値の60倍を超えるPFASが検出されたということです。
この結果を踏まえ団体は、流出元の可能性がある産業廃棄物処分場跡地周辺の水質を調べることや、希望者に対し血液検査を行うことなどを県に要望しました。
■四日市公災害市民ネット 松岡武夫 共同代表
「とりわけ四日市は深刻な公害を経験した街ですから、同じ過ちを繰り返しては絶対にいけない」
市民団体は来月10日までに知事の見解を示すよう求めていて、県は「関係する部署で整理して回答する」としています。