特殊詐欺のリクルーター役か…“ママ友”の2人が初公判で起訴内容認める 1人は「子供が発達障害で外で働けず」

　去年8月、大阪府大阪市の家電量販店で、電子マネーのシステムを悪用してタブレット端末をだまし取った、犯行グループのリクルーター役を務めた罪に問われている「ママ友」2人は、初公判で起訴内容を認めました。 　栃木県に住む黒田裕香(31)被告と小浦優(33)被告は去年8月、大阪市の家電量販店で、他人の電子マネーの決済画面を使ってタブレット端末がだまし取られた事件で、犯行グループのリクルーター役を務めた詐欺の罪に問われています。 　2月27日の初公判で、2人は起訴内容を認め、黒田被告は犯行に至った経緯について「生活費に困っていた。子どもが発達障害で外で働くことができなかった」と説明しました。 　黒田被告については即日結審し、検察側は懲役3年6カ月を求刑しました。