専門家解説 愛知にも第8波到来 なぜ感染者が増えた? 感染対策どうとる?

2022.11.15(火)
柊みみはなのどクリニック院長の内藤孝司さんにお話を伺っていきます。よろしくお願いいたします。
----------なぜこの新型コロナウイルスの新規感染者数が急に増えてきたんですか。
一つでは言い切れないんですけれども、寒暖差が激しい季節的な要因、それから人流の抑制が解除されたこと、そしてワクチンの効果が切れてきたことなどが挙げられると思います。
----------ワクチンは今年の春先ぐらいに打ったっていう方が多いんじゃないかなと思うんですが、もう半年くらい経ってその効果も薄れてきているっていうことが感染拡大と結びついているんですか。
そうですね。3ヶ月か6ヶ月ぐらい経つと効果が切れてくるというふうに考えております。
----------そういった中で政府が新たに感染状況のレベルに合った対応を示したんですが、ざっくりと申しますと都道府県が対策強化宣言や医療非常事態宣言を発令するようにした、ということなんですが、強力な行動制限を伴っていなくて法的な拘束力もありません。これが出る基準・指標っていうのは、病床使用率について数字的なものはあるんですけれども、外来の負荷ですとか救急医療の逼迫などの、ちょっとざっくりとした物言いになっているんですね。内藤さんこの辺りの物言いっていうのは現場としてはいかがですかね。
そうですね、ある程度レンジを広げていただいた方が僕たちの方もやりやすいもんですからそれでいいのかなというふうに現場では考えております。
----------具体的な数字、これがあった方が良いよではなくて、逆に幅広い方が現場としてはありがたいんですか。
そうですね、自由度が広がることによって僕たちもやりやすいところはございますので、まあ悪い対策ではないのかなというふうに思います。
----------現場としては新たな対策っていうのは機能しそうな感じがしていますかね。
そうですね。ひしひしとそれが近づいてるんじゃないかなというのは感じております。
----------感染拡大は我々も抑えていかないといけませんので、改めて内藤さんにどういったところを押さえたらいいのか教えてください。
冬はですね、寒くなりますと免疫力が低下いたします。理由としては血液の流れが悪くなりますので、そうすると免疫細胞が体の隅々まで行き渡らなくなりますので免疫力が低下いたします。また、冬季は乾燥しますから、バリア機能といわれるものが少し弱くなってしまいますので、ウイルスの侵入がしやすくなりますから、感染しやすくなると言えると思います。
----------加湿器をつけて寝ているのに喉が朝起きたら貼りついている感じがあったりする日もあるんですけども、どうしたらいいんですかね。
口を開けて寝てらっしゃるかと思うんですけれども、口を閉じて寝ていただければいいのかなというふうに思います。
----------大事なのは水分補給ですもんね。
そうですね、水分を補給していたことがすごく大事ですね。
----------1日に目安はありますか。
1日に成人男性だったら成人女性も含めてですけれども、1.5Lから2Lぐらいは必要になるかと思います。
----------意識して飲まないといけませんね。冬は特にそうかもしれませんね。では二つ目、人混みを避けるというのは、さもありなんかもしれませんけれども、改めて教えてください。
コロナに限った話ではなくて他の感染症でも言えることなんですけども、やはり人混みを避けるということは大事なことになります。人混みを避けていただくことによって、感染のリスクを減らせますので、もしやむを得ず行くということになりましたら、なるべく3層マスクをつけていただいて感染を防ぐということが大事になります。
----------3層マスクというのはよく薬局でも見かけるような、フィルターだったりが3枚重なってるっていうものですか。
そうですね。なるべく層を厚くして、ウイルスやバクテリア、そういったものの微粒子の侵入を防ぐようなマスクですね。僕たちは医療用のマスクですけども、こういったものをしっかり装着して、しっかり顔に密着させることが大事ですね。良いマスクを使っても、密着が甘いとうまくいきませんので、そこだけご注意ください。
----------今一度基本に立ち返って、ということが大切かもしれません。柊みみはなのどクリニック院長の内藤孝司さんにお話を伺いました。ありがとうございました。
----------なぜこの新型コロナウイルスの新規感染者数が急に増えてきたんですか。
一つでは言い切れないんですけれども、寒暖差が激しい季節的な要因、それから人流の抑制が解除されたこと、そしてワクチンの効果が切れてきたことなどが挙げられると思います。
----------ワクチンは今年の春先ぐらいに打ったっていう方が多いんじゃないかなと思うんですが、もう半年くらい経ってその効果も薄れてきているっていうことが感染拡大と結びついているんですか。
そうですね。3ヶ月か6ヶ月ぐらい経つと効果が切れてくるというふうに考えております。
----------そういった中で政府が新たに感染状況のレベルに合った対応を示したんですが、ざっくりと申しますと都道府県が対策強化宣言や医療非常事態宣言を発令するようにした、ということなんですが、強力な行動制限を伴っていなくて法的な拘束力もありません。これが出る基準・指標っていうのは、病床使用率について数字的なものはあるんですけれども、外来の負荷ですとか救急医療の逼迫などの、ちょっとざっくりとした物言いになっているんですね。内藤さんこの辺りの物言いっていうのは現場としてはいかがですかね。
そうですね、ある程度レンジを広げていただいた方が僕たちの方もやりやすいもんですからそれでいいのかなというふうに現場では考えております。
----------具体的な数字、これがあった方が良いよではなくて、逆に幅広い方が現場としてはありがたいんですか。
そうですね、自由度が広がることによって僕たちもやりやすいところはございますので、まあ悪い対策ではないのかなというふうに思います。
----------現場としては新たな対策っていうのは機能しそうな感じがしていますかね。
そうですね。ひしひしとそれが近づいてるんじゃないかなというのは感じております。
----------感染拡大は我々も抑えていかないといけませんので、改めて内藤さんにどういったところを押さえたらいいのか教えてください。
冬はですね、寒くなりますと免疫力が低下いたします。理由としては血液の流れが悪くなりますので、そうすると免疫細胞が体の隅々まで行き渡らなくなりますので免疫力が低下いたします。また、冬季は乾燥しますから、バリア機能といわれるものが少し弱くなってしまいますので、ウイルスの侵入がしやすくなりますから、感染しやすくなると言えると思います。
----------加湿器をつけて寝ているのに喉が朝起きたら貼りついている感じがあったりする日もあるんですけども、どうしたらいいんですかね。
口を開けて寝てらっしゃるかと思うんですけれども、口を閉じて寝ていただければいいのかなというふうに思います。
----------大事なのは水分補給ですもんね。
そうですね、水分を補給していたことがすごく大事ですね。
----------1日に目安はありますか。
1日に成人男性だったら成人女性も含めてですけれども、1.5Lから2Lぐらいは必要になるかと思います。
----------意識して飲まないといけませんね。冬は特にそうかもしれませんね。では二つ目、人混みを避けるというのは、さもありなんかもしれませんけれども、改めて教えてください。
コロナに限った話ではなくて他の感染症でも言えることなんですけども、やはり人混みを避けるということは大事なことになります。人混みを避けていただくことによって、感染のリスクを減らせますので、もしやむを得ず行くということになりましたら、なるべく3層マスクをつけていただいて感染を防ぐということが大事になります。
----------3層マスクというのはよく薬局でも見かけるような、フィルターだったりが3枚重なってるっていうものですか。
そうですね。なるべく層を厚くして、ウイルスやバクテリア、そういったものの微粒子の侵入を防ぐようなマスクですね。僕たちは医療用のマスクですけども、こういったものをしっかり装着して、しっかり顔に密着させることが大事ですね。良いマスクを使っても、密着が甘いとうまくいきませんので、そこだけご注意ください。
----------今一度基本に立ち返って、ということが大切かもしれません。柊みみはなのどクリニック院長の内藤孝司さんにお話を伺いました。ありがとうございました。