逮捕の女　被害者夫の｢女性や子育ての考えが嫌いだった｣趣旨の供述　名古屋・西区女性殺害事件

26年前、名古屋市西区で当時32歳の女性が殺害された事件で、逮捕された女が高校の同級生だった女性の夫について「女性や子育てに関する考えが嫌いだった」という趣旨の供述をしていたことが新たにわかりました。

高羽奈美子さん（当時32歳）を殺害した疑いで逮捕された安福久美子容疑者は、奈美子さんの夫・悟さんについて「女性や子育てに関する考えが嫌いだった」という趣旨の供述をしていたことが捜査関係者への取材でわかりました。

安福容疑者は悟さんの高校の同級生で、同じ部活に所属し、悟さんに好意を寄せていたとみられ、事件の5か月前にOB会で再会していました。

悟さんはこの時、お互いの結婚生活など近況報告をしたと話していて、警察はOB会での会話がきっかけとなり、犯行に及んだ可能性があるとみて捜査を進めています。

ただ、安福容疑者は奈美子さんとは面識がなかったとみられ、悟さんへの感情が奈美子さんに向いた経緯について詳しく調べています。