三重県熊野市の大森神社で、五穀豊穣に感謝するどぶろく祭が行われました。
このどぶろく祭は、鎌倉時代に始まったといわれ、800年以上続けられています。
23日、境内では氏子らが参列し厳かに神事が行われました。
三重県内で、祭礼用の御神酒としてどぶろくの醸造が認められているのは、伊勢神宮と大森神社だけです。
どぶろくは、町内でとれたコシヒカリを使って40日かけて造られ、今年は甘口で、滑らかな味に仕上がったということです。
神事が終わった境内では、どぶろくが氏子らに振る舞われ、美味しそうに飲む姿が見られました。