新着
“ご当地映画”トラブル 期限までに市に補助金2000万円返還されず 新たに4月25日期限に企画会社に督促状 岐阜・関市

04.16(水)12:17
岐阜県関市が補助金2000万円を交付した「ご当地映画」をめぐり、市は企画会社に求めた補助金の返還がされていないとして督促状を送ることが分かりました。
関市は、おととし、観光PRを目的とした映画の企画を募集し、兵庫県の企画会社「IROHA STANDARD」の提案を採用し、補助金2000万円を交付していました。
補助金交付にあたって市は3月末までの4週間以上の映画館での上映などを条件としていましたが、これを満たしていないとして3月、市は補助金の全額返還を求めました。
関市によると、全額返還の期限は15日まででしたが、16日までに返金は確認されず、新たに4月25日を期限とした督促状を送るということです。
会社側はこれまで、市に3月末までに国内上映はできないと伝えていたと主張していて、会社の代理人弁護士は16日、「返還する法的根拠がないということに変わりはないが、関市民にとってプラスの結果になるよう書面を見て対応を検討する」とコメントしています。