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アスベスト含む廃棄物を屋外に放置 「シートをかける金がなかった」 業者と男性社長が書類送検 愛知・一宮市

11.14(金)15:09
愛知県一宮市で、アスベストを含む廃棄物を対策をとらずに屋外に放置し続けたとして警察は14日、業者と男性社長を書類送検しました。
廃棄物処理法違反の疑いで書類送検されたのは、名古屋市に本社を置く産業廃棄物の収集運搬会社「サーライン」と72歳の男性社長です。
警察と一宮市によりますと、去年3月、「サーライン」がアスベストを含んだ建築廃材などを、市内の保管場所に野ざらしの状態で放置しているのを市が確認しました。
これを受け、市は今年4月、アスベストが飛散する恐れがあるとして、「サーライン」に対しシートをかけるなどの措置命令を出しましたが、従わなかったため、今年6月に刑事告発し、警察が捜査していました。
調べに対し男性社長は「シートをかける金がなかった」などと容疑を認めているということです。
一宮市は今年7月、飛散防止のシートをかける行政代執行を行い、産業廃棄物の収集に必要な許可をすでに取り消していて、現在も週に2回、職員が現地の状況を確認しているということです。





