
名古屋では10年ぶりの5月中の「梅雨入り」 気になる「台風2号の進路」気象予報士が解説

05.29(月)19:01
名古屋地方気象台は29日、東海地方が梅雨入りしたと見られると発表しました。日本列島には台風も接近しています。
29日は停滞する前線の影響で朝から雨が降ったり止んだりとなりましたが、名古屋地方気象台は、東海地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。平年より8日、去年より16日早い梅雨入りとなります。5月中の梅雨入りは10年ぶりとなります。
梅雨入りで雨の季節がやってきたとともに注意が必要なのが台風2号です。大型で非常に強い台風2号は、6月1日木曜日にかけて強い勢力で沖縄地方へと近づく見込みです。その後も6月3日土曜日にかけ次第に勢力が衰えつつも北東方向へと進む予想です。
今週後半は愛知県の沿岸部は、台風からのうねりによる高波に注意が必要です。次第に勢力は衰えるとはいえ、かなりの湿った空気が流れ込む予想です。この先の週間予報を見ると名古屋は木曜以降に雨予想です。現段階では土曜日がもっとも台風の影響を受ける恐れがあります。
梅雨前線の影響もあいまって大雨となる可能性もありますので、最新の台風情報には注意が必要となります。(最新の台風進路予想、天気予報を確認してください)