コメダ珈琲店が新たに専門店…丸い生地の中に餡入ったアレ 名称は地元・名古屋でメジャーな『大判焼き』に

丸い型に生地とたっぷりのあんを入れて焼き上げた、名古屋では「大判焼き」と呼ばれている和菓子は、関東では「今川焼き」、関西では「御座候(ござそうろう)」、「回転焼き」など、100以上もの名前で呼ばれていて全国に広がっています。 名古屋でおなじみの喫茶店「コメダ珈琲店」が2022年4月、この和菓子の専門店を出店しました。 名古屋市中川区の「ショッピングセンター・アズパーク」。その中に2022年4月、「大餡吉日(だいあんきちじつ)」がオープンしました。コメダ珈琲店が出した、大判焼きの専門店です。

北海道十勝産の小豆を使った「小倉あん」と、同じく北海道十勝産のインゲン豆を使った「白あん」の2種類があります。

この店のために独自にあんを開発しました。どちらも税込み100円とお値打ちです。

食べてみると、生地はふわふわ、中にぎっしり詰まったあんは程よい甘さです。

コメダ珈琲が今回、「大判焼き」のお店を出店した理由を聞きました。 コメダの担当者: 「コメダ珈琲店でなじみのある小倉あんを使って、喫茶店だけじゃなくてご自宅でもくつろぎの時間をお過ごしいただけないかということで、大判焼きに着目した」

コロナ禍、おうちでもくつろぎの時間を提供したいと、テイクアウトに向いている大判焼きに着目したといいます。ちなみに、このお店での商品名は? コメダの担当者: 「全国多様な名称があるのは存じておりますけれども、地元・名古屋に関しては大判焼きという言い方が最も一般的な名称だということで、大判焼きとさせていただきました」

この大判焼きは、多い時は1日2000個も売れるということです。