
JR東海 バイオ燃料実用性検証試験へ

01.19(水)18:00
JR東海は列車運行に伴う二酸化炭素の削減に向けて、バイオディーゼル燃料の実用性を検証すると、19日、発表しました。
JR東海によりますと、列車での実用性を調べる「バイオディーゼル燃料」は、東京に本社を置くユーグレナ社がミドリムシと使用済みの食用油から開発したものです。
在来線のディーゼル車両で燃料として使用している軽油を、この「バイオディーゼル燃料」に置き換えることで、二酸化炭素の排出量を減らすことができるということです。
今月から軽油に「バイオディーゼル燃料」を混ぜた燃料で、テストを実施し性能を確認します。
来月からは、高山線で運転を開始する予定の新型車両「HC85」系で、軽油にバイオ燃料を2割混ぜた状態で走行試験を実施します。
バイオディーゼル燃料の供給量や価格を鑑みながら、実用性を検証するということです。