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3歳女児の気道の管が抜け心肺停止、1カ月後に死亡 岐阜県総合医療センター「調査委員会で調査中」
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02.27(木)11:23
岐阜県総合医療センターで去年、入院中の3歳の女の子が医療事故で死亡したことがわかりました。
センターによりますと、小児病棟に入院中だった岐阜県内に住む3歳の女の子は、呼吸をしやすくするために気道に穴を開けて管を挿入していましたが、去年7月、何らかの原因で管が抜けて心肺停止の状態になっているのを主治医が発見しました。
女の子は一度は心拍が戻ったものの、1カ月後に死亡しました。
発見時、女の子の脈拍などを表示するモニターが消えていて、ナースステーションでアラームが鳴らなかったことがわかっていますが、センターは、調査委員会による調査結果が出た際に原因などについて公表するとしています。
女の子の母親は「なぜ、娘が命を落とすことになったのか、事実を知ることはつらいですが、公正な調査によって、真実が明らかにされることを願っています」などとコメントしています。