5000枚の“看板”を集めた資料館 3月末で閉館に 昭和時代の「ホーロー看板」貴重なモノも 愛知・豊川市

中京テレビ
03.31(水)19:00

愛知県豊川市にある“レトロな看板”を集めた資料館が3月31日閉館しました。飾られている看板の数、なんと5000枚!そのほとんどが、昭和50年代ごろまでに使われていた金属製の看板「ホーロー看板」です。半世紀以上にわたり看板を集め続けた理由、3月末で閉館にいたった理由とは…。

愛知県豊川市にあるちょっと変わった建物。家の外壁にはレトロな看板が…。

中に入っても看板ばかり。

2階にあがる階段にも、縦長の看板がぎっしりと並べられています。 

 

ここは、「琺瑯(ほうろう)看板研究所」という、看板と広告の資料館。

広告の歴史とデザインを知ってもらうおうと、佐溝力さんが自宅を改築しオープンしました。

資料館看板はすべて自ら集め、張り付けたそうです。

「この資料館の中だけで何枚ある?」(記者)
「中だけは1000枚ぐらい。隣の倉庫に残り4000枚ぐらい入っている」(佐溝さん)

総数はなんと5000枚!そのほとんどが、昭和50年代ごろまで主に屋外用に使われた金属製の看板「ホーロー看板」と呼ばれるものです。

 

佐溝さんが看板を集めだしたのは、トラックの運転手をしていた50年以上前からでした。

「バイパスを走るより、旧道を走りたいほうだった。旧道を走っていたら、そういうホーロー看板があって、トラックの運転手はお客さんが決まると、同じところへ行くようになる。「またこの看板が見られるな」とかね。出迎えてくれるな、みたいな。そんなつもりで楽しみになった」(佐溝さん)

欲しくなって集めた看板。時には、張り付けてある家を訪ねて提供をお願いしたことも…。

看板の魅力、それは、書かれているネーミングや、当時の社会背景や世相を読み取ることができることだといいます。

 

仕事をリタイアした後も退職金を使ってホーロー看板を集めてきた佐溝さんですが、3月31日で資料館を閉館することに。

「これ以上保管する場所がなくなったっていうことも一つある。僕自身もある程度、年齢が高くなってきた。自分が動けるうちに看板を移動したい」(佐溝さん)

看板はすべて北名古屋市の博物館へ寄贈することにしました。

しかし、中には価値の高いものがあり、売ればかなりの金額になることもわかっているといいますが…。

「売ってしまうと、看板の身になってみると、いろいろ集めてきたものが(売ることで)バラバラに散ってしまう。大切に預かってくれる所にお願いしたほうが、看板が喜ぶんじゃないかなと思う」(佐溝さん)

 

佐溝さんは好んで集めてきた看板から、大切なことを教わったといいます。

「ものの考え方を50年間で作ってくれた。道しるべのような存在じゃないかなと思っている」(佐溝さん)

【中京テレビ 「キャッチ!」 3月31日放送より】

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