
在来線の車両の検査工場を公開 地震や水害への備えや新しい設備も導入 JR東海

05.25(水)18:50
名古屋市内にあるJR東海の車両の検査工場の一部で耐震化などの工事が完了し、25日報道陣に公開されました。
公開されたのは、中川区にある在来線の車両の検査や修理が行われる「名古屋工場」の一部です。
JR東海によりますと、この工場の一部では、約8年をかけて耐震の強度を高める工事が行われました。
また、国内の鉄道会社では初めて、水害対策として雨を感知して自動で動くレール一体型の止水板が設置されたほか、環境に優しい塗料で車体を塗装するロボットが導入されました。
この工場では、年間約450両を検査していて、JR東海は、今後も乗客に安全な車両を提供していきたいとしています。