
名古屋のど真ん中で育てたミツバチ いよいよ“採蜜” 気象予報士が挑んだ「都市養蜂」採れたてのハチミツの味は?「CBeeCハニープロジェクト」

ことしの春から始まった「CBeeCハニープロジェクト」の養蜂企画!いよいよ、ハチミツをとる「採蜜」作業に入りました。今回は作業がたいへんなので、強力な助っ人も!
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桜沢信司気象予報士が都市養蜂を始めたのは、ことし4月のこと。
防水工事のため、名古屋栄三越の屋上にあった巣箱を名古屋学院大学の屋上にお引っ越し。約3か月かけて、ミツバチを育ててきました。
そしてこの日は、いよいよミツバチが集めた蜜をとる採蜜の日。力仕事のため若狭敬一アナ、瀧川幸樹アナも手伝いました。
(桜沢気象予報士)「ハチたちはちょっと気嫌が悪いみたいです」
(若狭アナ)「蒸し暑さで、ハチもご機嫌ナナメみたい?あらら…」
専門家と一緒に、巣箱をオープン!
協力してくれるのは、名古屋学院大学の水野晶夫教授。
(若狭アナ)
「できたてのハチミツが食べられるということで、すっごく楽しみです」
まずは巣の中の確認から。
そして、一匹だけの、女王バチを探します。
女王バチは健康な巣のバロメーター。元気な姿が確認できれば、問題ありません。
(水野教授)「(女王バチは)マーキングしてあるので分かると思います。“ウォーリーをさがせ”より難しい」
(若狭アナ)「“ウォーリー”分かる?」
(瀧川アナ)「分かります(笑)!」
よーく探してみると?!
(桜沢気象予報士)「あーいたいた!」
(若狭アナ)「大きい!大きい!」
(瀧川アナ)「(一匹だけ)お尻大きい!」
原始的な方法で、ハチを振り落とす
元気な女王バチを確認できたら、次は蜜の入った巣をさがします。まずは、瀧川アナ。
(水野教授)「ゆっくりね、ゆっくりですよ」
(瀧川アナ)「うわー。すごい」
(水野教授)「蜂蜜がたまって、糖度が高まるとふたをする。これを振り落とすんです」
(一同)「うおー」
(若狭アナ)「原始的なやり方!手で振り払うってことですか?」
続いて若狭アナ。
(若狭アナ)「重い!!うわー、ハチがたくさん密集しています。せーの」
(水野教授)「OKです。成功」
(桜沢気象予報士)「ハチさんが怒ってる!!」
(若狭アナ)「激オコ、激オコ、激オコ、激オコ」
1つの枠に3キロから4キロのハチミツが詰まっています。ほぼ毎日身体を鍛えているという瀧川アナが運び出し…
(瀧川アナ)「きれいに穴が開きますね、このローラー」
特殊なローラーを使って、フタに穴を開けたあと…遠心分離器を使って蜜を取り出します。
(桜沢気象予報士)
「(蜜が)遠心分離器から、出てきました!輝いてる!黄金色!」
さて、そのお味は…
(若狭アナ)
「甘くておいしい!香りがスッキリしているけど、ハチミツの味は濃厚」
(瀧川アナ)「口の中が、お花畑」
いつもお手伝いしている、大学生の皆さんも!
(大学生の皆さん)「おいしい」
(若狭アナ)「じゃあ、きょうは本当にありがとうございました」
(桜沢気象予報士)
「えっ!僕食べてない!僕も食べさせて!働きバチのように働いたんだから!」
その後、桜沢気象予報士もハチミツを試食。寿命がたったの40日しかないハチたちが、生涯で集めるハチミツは1匹あたりわずかティースプーン1杯。感謝しながら食べていきたいと思います。
今後は、このハチミツをどう活用するのか検討していきます。