出動中の消防隊員が“別の場所の炎”も発見…田んぼにあった木や公園の枯草が燃える2件の火事 連続放火の可能性

　11月30日未明、三重県津市で田んぼに置かれた木などが燃える火事が相次ぎ、警察は放火の疑いがあるとみて調べています。 　警察と消防によりますと30日午前4時20分ごろ、津市高野尾町で「田んぼの方から炎が見える」と近くに住む男性から消防に通報がありました。 　燃えていたのは田んぼに置かれた伐採した木で、消防が出ておよそ25分後に消し止められましたが、50平方メートルほどが焼けました。 　また、およそ20分後にはこの火事の現場に消防車で向かっていた隊員が東に1キロほど離れた「野田中池水土里公園」で炎が上がっているのを見つけました。 　発見した隊員らが消火にあたり火はすぐに消し止められましたが、およそ200平方メートルにわたって枯草が燃えました。 　警察は、連続放火事件の可能性があるとみて調べています。