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「運転士になりたいという夢があった」無免許の社員が客を乗せて列車を運転 運転士になるための訓練 家庭の都合で中断していた 養老鉄道

11.12(水)15:43
養老鉄道によりますと、入社3年目の駅係員を務める男性社員は今年7月、美濃本郷駅から東赤坂駅の間にかけて、列車の運転士に「運転したいからさせてくれ」と伝え、10名ほどの客を乗せて約13分間、無免許で列車を運転したということです。
他の運転士は男性社員が運転免許を持っていないと認識していたにもかかわらず、運転を認めていました。
今月3日に別の社員から当該社員が、「運転台に入って機器を触っている」と会社に連絡があり、聞き取りを行ったところ、今回の事案が発覚しました。
男性社員は今年2月に、運転士になるための訓練を受けていましたが、家庭の都合で訓練を中断していて、会社の聞き取りに対し、「中断後も運転士になりたいという夢があった」「やってはならないことをしてしまった」と話しているということです。
今年6月にも同様に客を乗せて約3分間、運転していたことが分かっています。
今回の事案に対し、養老鉄道の宗藤洋社長は「運転資格を持っていない人間が、客が乗っている営業列車を運転しているということで、誠に申し訳なく思っています。今後は信頼回復できるように努めてまいりたいと思います」とコメントしています。





