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名古屋・西区女性殺害 容疑者の女を鑑定留置 刑事責任能力の有無など調べる 名古屋地検

11.14(金)14:26
26年前、名古屋市西区で当時32歳の女性が殺害された事件で、名古屋地検は14日、逮捕された女の刑事責任能力の有無などを調べる鑑定留置を始めました。
高羽奈美子さん(当時32歳)を殺害した疑いで逮捕された安福久美子容疑者は奈美子さんの夫、悟さんの高校の同級生で、同じ部活に所属し悟さんに好意を寄せていたとみられています。
安福容疑者は現在、取り調べを拒否しているということですが、捜査関係者によりますと、これまでの調べに対し、悟さんについて「女性や子育てに関する考えが嫌いだった」という趣旨の供述をしていたということです。
ただ、安福容疑者は奈美子さんとは面識がなかったとみられ、名古屋地検は14日、安福容疑者について、刑事責任能力の有無などを調べる鑑定留置を始めました。
悟さんは安福容疑者と事件の5か月前にOB会で再会し、お互いの結婚生活など近況報告をしたとしていますが、中京テレビの取材に対し、「そうした内容(女性や子育てに関すること)の発言はしていない。根も葉もないことを言われても困る」とコメントしています。
警察は、OB会での会話がきっかけとなり犯行に及んだ可能性があるとみて悟さんへの感情が、奈美子さんに向いた経緯などを詳しく調べています。





