秋の褒章の受章者が発表されました。
東海3県では76人と2つの団体が選ばれました。 このうち名古屋市瑞穂区の木製家具職人、太田一彦さん(63)は、黄綬褒章に選ばれました。 太田さんは30年以上、ソファーなどの製作に携わってきました。 皮や布の張り方で変化する「曲面」のデザインにこだわり、手作業で仕上げていきます。 「身に余るような通過点をいただけたと思っていて、感激しております」(太田一彦さん) 太田さんは「自分の経験や技能を”種”として次の世代に撒いていきたい」と話しています。