
落語のすすめ「笑風亭谷風『藪入り』」
商家の家に奉公に行っていた息子の亀吉が3年ぶりに家に帰ってくる。両親はこの日を今か今かと待ちわびて、夜も眠れない始末。藪入り当日、すっかり背が伸びた亀吉を見た両親は言葉を失い、まずは汗を流してこいと湯屋に向かわせた。その合間に亀吉の荷物を母が見やると、到底子どもが持てやしない大金が財布に入っているのが見えて…。
2021.09.04(土)放送
落語のすすめ
商家の家に奉公に行っていた息子の亀吉が3年ぶりに家に帰ってくる。両親はこの日を今か今かと待ちわびて、夜も眠れない始末。藪入り当日、すっかり背が伸びた亀吉を見た両親は言葉を失い、まずは汗を流してこいと湯屋に向かわせた。その合間に亀吉の荷物を母が見やると、到底子どもが持てやしない大金が財布に入っているのが見えて…。
2021.09.04(土)放送
一人の男がそば屋の屋台に立ち寄った。男はしきりに店を褒めてみせ、次いで出てきた蕎麦を絶賛する。いざ会計の時が来ると言うと、得意の口八丁で銭を一枚誤魔化してしまう。その様子を遠目から見ていたもう一人の男が真似してやろうと寂れたそば屋の屋台を呼び止める。
2021.08.28(土)放送
男ばかりの商人の家に大変綺麗な女中さんが勤めにやって来る。家中は大騒ぎで番頭さんに至っては店を早仕舞いして夜中に女中の部屋に忍んで行こうという算段まで建てている始末。昼間の疲れからかみんなが寝静まった中、最初に目を覚ましたのは…。
2021.08.21(土)放送
お互い悪い口癖のある男二人がそれを直すためお互い会った時にその口癖を言ったら罰金を取ろうと決めた。しかし、片方の男はもう片方にその口癖を言わせようと企んでいて…。
2021.08.14(土)放送
若い連中らは博打の金が尽き、退屈していた。すると老親分がやってきたので胴を取って欲しいと頼む。それに応じた老親分がサイコロを振ると壺皿から一の目(ピン)が飛び出ているではないか。これを見た若い連中はこぞってピンに賭けた。しかし、それは看板のピンであり、壺皿には別のサイコロがあった。 皆は騙され、博打は二度としないと決めたものが多かったが、ある一人の男は老親分と同じことをして博打で大儲けしようと試みる。 しかし、見様見真似では上手くいかず失敗してしまう。
2021.08.07(土)放送
微笑亭さん太のオリジナル創作落語。女に振られた男が御影橋から身を投げるところをやめたが、周りの人たちがやめさせようとしない。何とかして身投げをさせようとあーでもない、こーでもないと言い出す騒ぎ。最後にはお祭り騒ぎとなり……。
2021.07.31(土)放送
微笑亭さん太100作品目のオリジナル創作落語。落語に出てくるのは、「高齢者向けのゲームセンターがあったら?」がテーマ。おじいちゃん、おばあちゃんの生活に欠かすことができない病気、介護、葬儀などがゲームのネタとして登場してきます。一つ一つのゲームが、高齢化時代の風刺としてえがかれています。
2021.07.24(土)放送
微笑亭さん太のオリジナル創作落語。落語「桃太郎」を彷彿させる内容です。小賢しい子どもというのは、昔も今もいるようで、父親に連れられ子どもが動物園に連れていかれます。 ライオン、キリンなど動物園をまわりながら父親に話をする子どもらしくない機転の利いたしゃべりが見どころです。
2021.07.17(土)放送
微笑亭さん太のオリジナル創作落語。ご隠居さんに普段じゃんけんに負けてばっかりの熊さんがじゃんけんの勝ち方の指南を乞うことに。勝ち方を教わった熊さんですが、実際にやってみるとやっぱりなかなが勝つことができません。なぜか……。
2021.07.03(土)放送
微笑亭さん太作オリジナル創作落語。今ちまたで流行している宅配をテーマにした落語です。出前で届いた天ぷら蕎麦をめぐって、とぼけたアルバイト配達員と客の巧妙なやり取りが見どころです。 間違えて出前した天ぷら蕎麦をなんとか押し付けようと話を進めますが…。最後には、あっと言わせるオチが待っています。
2021.06.26(土)放送