各メディアから引っ張りだこ…経済学者・成田悠輔、意味深な最近の持論「好感度が高い感じの人ほど闇深い」『ドーナツトーク』
2月19日夜、CBCテレビ『ドーナツトーク』に、東京大学を首席で卒業し、現在はイェール大学助教授で起業家としての顔も持つ経済学者・成田悠輔さんが出演。MCの女優・水野美紀さん、フリーアナウンサー・鷲見玲奈さん、お笑い芸人・ヒコロヒーさん、アーティスト・PORIN(Awesome City Club)さんを前に、“最近の持論”を披露しました。
冒頭、鷲見さんから「すごいカラフルなセットに真っ黒なお姿で(笑)」と独特な佇まいについて指摘され、「場違いな感じで…」と照れ臭そうにする成田さん。
「僕、人間があんまり得意じゃなくて、ビクビクしちゃうんですよ」と漏らし、ヒコロヒーさんから「今日よう来てくれましたね!ありがとうございます」と、女性4人に囲まれてトークするという特殊な状況を心配されると「怖いもの見たさで(笑)」と笑顔で応じていました。
そして、“持論”について尋ねられた成田さん、「最近思うのは、好感度が高い感じの人ほど闇深いんじゃないかなと…」と語り、MC4人から一斉に「あ~!」との声が。
ヒコロヒーさんが「本当にそう思います。その好感度が高いっていうのも、自然と好感度が高い人じゃなくて、『好感度が高いです!』みたいな感じにしてる人じゃないですか?」と尋ねると、成田さんはその通りだと頷きました。
さらに「水野さんとかって自然と好感度が高いタイプだと思うんですけど、たぶんこういう感じの方じゃなくて、もう本当に好感度が欲しいがための一挙手一投足みたいな…」と生々しく続けるヒコロヒーさん。
その流れを受けて、水野さんが「仕事として、ちゃんと演じてる人…アイドルとか?」と切り込みますが、あまりの切れ味の鋭さにヒコロヒーさんから「…絞っていくのはやめませんか(笑)」と自制を促されていました。
今、各メディアから引っ張りだこでテレビ出演も多い成田さんは、「芸能人の皆さんも大変ですよね」と、人前に出ることがメインの仕事である皆さんを慮り、それに対して水野さんは「すっごい頭がいいとか、武器が一個あればいいんですけど、無い場合は他のことを頑張んなきゃいけないから。『好感度頑張ろう!』と思ったら、もうそこを頑張るしかないですもんね」と話し、仕事上、世間から良いイメージを獲得する必要もあると語りました。
そこで成田さんから「定期的に、小さなネガティブニュースが出るぐらいがいいんじゃないかなと思ってて」と、芸能人としての身のこなしについて独自の提案が。
「その人の印象がちょっと悪くなって、高すぎもせず低すぎもせずぐらいのところを行けたら、一番楽ちんに生きていけるんじゃないかな…みたいなことは最近思いますね」と続け、学者として“持続可能な芸能人”となるための一案を示しました。
これに水野さんが「なるほどなるほど」と頷けば、「イメージですよね、結局」と、芸能人としては実際のキャラよりも、人からのイメージの方が大切になってくると実感を込めるヒコロヒーさん。
「イメージって難しい。良い人と思われたい…」と水野さんが真顔でポツリとつぶやくと、PORINさんは「素直(笑)」と大笑いし、「だからホンマにそれ狙う人はそうやって言わないんですよ!」とヒコロヒーさんからもツッコまれていたのでした。
(2月19日(日)よる11時30分放送 CBCテレビ『ドーナツトーク』より)

ドーナツトーク
世の中の様々なドーナツトーク(井戸端会議)をのぞき見!流行や関心事を密着取材しスタジオでもドーナツトークを繰り広げる。日曜の夜に、気持ちが丸くなる「共感」と「発見」をお届けする。毎週日曜日 午後11時30分から放送。
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