高値が続く卵、価格は変わらず お肉は一部前週より1円安い サバ缶は休売から復活して5月から順次出荷

05.31(水)13:00
愛知県名古屋市中区大須にある生鮮食品館サノヤで、卵と肉、サバ缶について担当の三輪敏也さんに話を聞きました。
高値が続く卵

卵とお肉
●卵(M1パック)
店頭価格289円(仕入れ価格 前週比±0円)
●和牛肩ロース(100グラム)
店頭価格734円(仕入れ価格 前週比±0円)
●鶏モモ(100グラム)
店頭価格84円(仕入れ価格 前週比-1円)
●豚バラ(100グラム)
店頭価格208円(仕入れ価格 前週比-1円)
―――鶏モモと豚バラについては1円ずつ下がりましたが、なぜでしょうか。
「全体的にお肉については値上げ傾向ですが、鶏のモモ肉と豚のバラ肉に関しては流通量が多く、若干仕入れ価格が下がっています」(三輪さん)
―――今後の価格はどうなりそうでしょうか。
今後は頭数が減るため、夏に向けて少し高くはなるかと思います。
サバ缶は2月の休売から復活

サバの缶詰
続いて今週注目したいのがサバの缶詰です。
缶詰を出荷しているメーカー「極洋」は、2022年から国産のサバが取れていない状況が続いていたので、2023年の2月から一時休売をしていました。しかし5月に入り、休売していた28品目が少しずつ出荷されてきているそうです。
「2月頃から極洋の缶詰がスーパーから見かけなくなっていましたが、休売中にサバを集め、5月から徐々に出荷が始まっています」(三輪さん)
ただ、依然として高値が続く可能性は高そうです。