陶磁器の生産量が日本一の土岐市で、来年の干支の置物作りが最盛期を迎えています。
土岐市の工房では、板状の粘土をくりぬいたり貼り合わせたりする製法で、陶器の「干支の置物」を制作しています。
作業場では職人が、ひとつひとつ手作業で「馬」の置物をつくっていきます。
大小およそ30種類の作品は、素焼きや色づけをして、2週間ほどで焼き上がるということです。
■豊大窯 伊藤仁社長
「縁起物なので、下を向かずに上向きに作るようにしています」
この干支の置物は、11月下旬までに約5000個が全国に出荷されるということです。