山口組弘道会傘下の組長を逮捕　他人のETCカードで割引き受けた疑い

指定暴力団六代目山口組弘道会系の組長らが、他人のＥＴＣカードで高速道路を利用して不正に割引を受けたとして、警察に逮捕されました。

　電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは弘道会傘下の野内組組長、野内正博容疑者（58）ら3人です。

　警察によりますと3人は2021年4月、他人名義のＥＴＣカードを使用して岐阜県と愛知県の間で複数回高速道路を通行し、ＥＴＣ割引き分にあたる正規料金との差額600円の支払いを不正に免れた疑いがもたれています。

　警察の調べに対し、3人はいずれも黙秘しているということです。

　警察は3人が組の集会に参加するために高速道路で移動したとみて背後関係も含めて調べています。