名古屋市教委の金品授受問題「調査の期間が短く不十分」　教職員組合が再調査求める

名古屋市教育委員会の金品授受問題を受けて愛知県が県内の教育委員会に対して行った調査について、県の教職員の労働組合が調査が不十分だとして、再調査を要請しました。

　名古屋市の問題を受けて愛知県は県教育委員会と県内53市町村の教育委員会に対し2月にヒアリングを行い、大村知事は「金品授受は確認できなかった」としました。

　この結果について「愛知県教職員労働組合協議会」は、調査の期間が短く不十分だとして、25日大村知事に再調査を要請しました。

　岩澤弘之議長は「過去に金品授受を行っていた場面を見たという証言がある。不正を疑われるような人事がないか再調査してもらいたい」としています。