「ちょっとの時間ですごく暑く」子どもの車内置き去りを防ごうと警察官らがパチンコ店駐車場をパトロール

連日続く「暑さ」で注意が必要な場所があります。車の中です。外の気温が35度だった場合、車内の温度はどのぐらいになるのでしょうか。

25.5度だった車内温度は5分後には35.5度と、10度も上昇しました。さらに5分後、車内の温度は37.8度に。ダッシュボードの温度を測ってみると…55.6度と、かなり危険です。

子どもが車内に置き去りにされて熱中症になるのを防ごうと、警察官や児童相談所の職員らが、名古屋市内のパチンコ店の駐車場をパトロールしました。

警察官：
「ちょっとの時間かもしれないが、（車内は）すごく暑くなってしまうので、よろしくお願いします」

パトロールした全員で止まっている車に子どもが置き去りにされていないか、1台ずつ確認していました。

日本遊技関連事業協会によりますと、2024年に愛知県内のパチンコ店の駐車場で、1歳の男の子が車内に置き去りにされていたことがあったということです。

愛知県北警察署 生活安全課 藤ノ木昇課長：
「子どもの泣き声が車外に漏れている場合もあるので、子どもの泣き声がすると思ったら車内に残されている可能性もあるので、注意深く見てほしい」