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中部電力 浜岡原子力発電所2号機 原子炉解体作業はじまる

03.18(火)16:52
17日、中部電力は2009年から廃炉作業を続けている静岡県御前崎市の浜岡原子力発電所1・2号機のうち、2号機の原子炉領域の解体・撤去工事に着手したと発表しました。
廃炉作業は4段階に分かれていて原子炉領域の解体は第3段階にあたります。
1号機の原子炉も2025年内をめどに解体作業を始めるということです。
原子炉領域の解体は国内の商業用原発では初めてで、具体的な解体手法などの変更が2024年12月、原子力規制委員会に認可されたことによるものです。
中部電力によりますと、2号機は原子炉領域の解体工事で発生する廃棄物の保管場所の準備がより進んでいるため、1号機に先行して着手したということです。
1・2号機とも2035年度までに原子炉領域の解体を終え、建屋を撤去して更地にする廃炉の完了は、2042年度を予定しています。