東海3県の各地で初雪を観測 幻想的な光景に外国人観光客は感動 高速道路上の雪にも注意

3日夜から4日朝にかけて、東海地方では初雪を観測するところが相次ぎました。岐阜県の観光地、高山や白川郷では今シーズン初の積雪となりました。
各地で平年より早い初雪 初めて雪を見る観光客も
名古屋は3日午後11時すぎ、今シーズンの初雪を観測しました。平年より15日早い初雪です。
岐阜市も平年より10日早く3日の夜に、津市では平年より20日早く4日に、初雪が降りました。
岐阜市では一夜明け、岐阜城や鵜飼の屋形船も雪化粧していました。
「きのう初雪が降ったJR岐阜駅です。駅前の階段にはまだ雪が残っていて、通勤や通学へ向かう人が足元に気を付けながら階段を下りています」(記者)
岐阜駅前は朝も雪が残り、慎重に歩く人の姿が。高速道路でも…。
「午前9時の東海北陸道、高山市内を走行中です。雪が強く降っています。一面の銀世界です。追い越し車線は雪で真っ白です」(記者)
観光名所、高山市の朝市はいつもと違う様子です。
「毎日行われている陣屋町朝市です。普段は10店舗ほどが出店するそうですが、きょうは雪の影響か2店舗のみとなっています」(記者)
「自宅の雪除けをしてこなきゃいけないから大変。寝る頃はパラパラだったが、起きた4時ごろには除雪しないとサンダルでは外に行けない状態だったので、こんなに降ったのと」(朝市の出店者)
高山市では今シーズン初の積雪となり、午前6時には18cmの積雪となりました。
観光客で賑わう古い町並みには、雪景色を楽しむ人たちが。
「(雪は)初めてです。バスをから降りた瞬間に雪を踏んで、触って楽しみました」(鹿児島・徳之島からの観光客)
白川郷も雪景色に 外国人観光客は雪を満喫

そして、岐阜県を代表する雪景色といえば。
「辺り一面、雪で真っ白です。合掌造りの屋根に雪が積もって、“冬の表情”になっています」(記者)
岐阜県白川村の世界遺産・白川郷も、幻想的な雰囲気に包まれます。
白川村でも、3日夜に今シーズン初の積雪を記録。午前8時には18cmの積雪を観測しました。
訪れた外国からの観光客も、雪を満喫しているようです。
「雪が見たくてやってきました。インドネシアは雪が降らないので素敵です」(インドネシアからの観光客)
「この雪景色はクリスマスの素敵なポストカードになりますね。日本の白川郷に来て、とても素晴らしい時間を過ごしています」(ポルトガルからの観光客)





