教師らの盗撮事件を受けた調査で「不適切な行為」疑われた2事案　「不適切な行為」確認されず　名古屋市

名古屋市の小学校教師らによる盗撮事件を受けた調査で、「不適切な行為」が疑われた2つの事案について、「不適切な行為」は確認されませんでした。

　名古屋市は小学校教師らによる盗撮事件を受けて、市立学校の教師や児童福祉施設などの職員を対象に、わいせつな行為を見聞きしたかなどについて情報提供を呼びかけました。

　このうち児童福祉施設などの職員らから情報が寄せられ、「不適切な行為」が疑われた2つの事案について、4日の有識者会議で「性的な意図やわいせつな行為があったと評価できるものではない」と結論づけました。

　一方、「プライベートに対する配慮が足りなかった」「身体接触によって誤解を与えないように、明確なルール作りをしてはどうか」などという意見もありました。